正気でないオタクのsims4

- sims4(PC版)のデフォシムやオリシムを愛でる正気でないプレイヤーの記録的な何か -

[ バチェラー:忍 ] 最後のキス [ 13日目 ]

前回:[ バチェラー:忍 ] いたずらな女神 [ 12日目 ]



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本日の予定

*13日目:ローズセレモニー (3/7)
5人で過ごす最後の日。思い思いの一日を過ごし、
15時になる前に出場者全員の「手にキス」をします。
最も【友好ゲージと愛情ゲージの合計値】が低い出場者が1名脱落になります。
脱落したシムを世帯から移動させ、残ったシムにバラをプレゼントします。


室内プールで寝ているこころちゃんから、おはようございます。
昨日は体力が赤くなるまで忍と一緒にいたのでまだ夢の中。水の小さな揺れに身を任せて眠るのはとても気持ちがよさそうですね。


ミラルカちゃんとテレビを見ながら朝ごはんのおにぎりを頬張る忍。
いつも忍が食べているおにぎりは毎回フラートが作っています。料理の上手い『フレッシュシェフ』持ちに頼むお坊ちゃんムーブ。


プリムちゃんはフラートに不安を打ち明けていました。
無差別に不安を聞かせているプリムちゃんを見ていると、忍がメンヘラ製造機に見えてきます。もれなく全員『嫉妬深い』になる呪い。怖い。


その不安の元凶である忍はこころちゃんにキスしに移動するようです。
朝の「おはよう」の相手が分かりやすいぐらいに変わりましたね。


玄関先に来ていたパパラッチに話しかけていたこころちゃんの頬にキス。
ミラルカちゃんがバッチリ目撃しましたが許されました。


さて、先に自律でこころちゃんにキスをしている忍ですが、本日は全員に「キス」をしていきます。
スケジュールの「手にキス」だと時間を開けなければいけないことと、ミラルカちゃんに代案の「投げキッス」ができなかったので、今回はキスにバリエーションをつけてみました。


ディエゴくんは「手にキス」。何でも完璧にこなせる大切な黄金の両手です。
忍の吹き出しの通りにディエゴくんからは爽やかな薔薇の香りがしそう。美女も美男も薔薇の匂いがする勝手なイメージがあります。


ミラルカちゃんには「抱きかかえてキス」。
撮影でしたこともあるだろうミラルカちゃんもノリノリで応じてくれました。何だかラブロマンスのワンシーンみたいで華やか。このアクションだけで何十枚と撮影していまいました。映える。


プリムちゃんは「上品なキス」。ナルシスト以外は同じ特質なので自信に溢れる2人。
自信がある時にできるキザったらしいアクションも様になります。キスを受けるプリムちゃんの気品がそうさせていそうですね。
これで心の傷がなければ…とも思いましたがまだ先は分かりません。


こころちゃんには「熱烈なキス」。(これはthepancake1様の『Cute Romance』modで追加される恋愛アクションの一つ。)
緩くダンスに近い動作をしながらのキスです。とてもロマンチックで素敵。
このままこころちゃんが忍を独占してしまうのでしょうか?


タスクも終わりましたので、15時まで自律を見守っていきたいと思います。


皆で仲良く会話する中、プリムちゃんが傍にいることで怒りを覚える忍。
プリムちゃんからの2度目のビンタがよほど堪えたようで、しまいには『冷めない怒り』に変わってしまいました。普段優しい人ほど怒ると怖いやつ。


プリムちゃんは少し離れた場所ですが、話の輪には入っています。気まずいのかな?


しかし、ディエゴくんが立った隙に忍の隣に移動するプリムちゃん。
空くのを待っていたようですね。素早い。


吹き出しからして忍のことを話しているようです。
「私にだけにキスしてくれていたのに、どうして?」とかでしょうか。
誘惑も起こらないので、忍の中で一旦冷却期間を取っているように感じます。


対面のこころちゃんに視線がいくからか、プリムちゃんが場所を移動。
「こっちを見て」感が子犬っぽくて可愛い。初めての恋愛に振り回されていますね。


そこにディエゴくんが再び戻ってきました。
ロマンス・フェスティバルでは突然の誘惑で波乱を起こしましたが、まさか今回も?


ディエゴくんが動くのかと思いきや、ミラルカちゃんからの誘惑。
「私もいるわよ?」と忍を誘惑しています。


すっと立ち上がる二人。


いつもの。


これで5発目のビンタ。こころちゃんも慣れたのか泣かずに利き手の左が飛んできました。
ビンタされる様子を眺めるミラルカちゃんがしたり顔に見えます。


誘惑した方のミラルカちゃんに「ひどいよねー?」するこころちゃん。
ビンタの回数が最多となったこころちゃんに『心の痛み』が付かないのが不思議です。


ビンタされてもこころちゃんにキスする忍。どMか???
悪人バチェラーは「待て」されるのが多かったので、忍は思い立ったら行動する実行力の高さが窺えます。


こころちゃんに自律でキスしにいくのはかなり惹かれている証拠だと思いますが、何だかあっさりと心変わりしているようにも見えるので「また何かあれば別の人に?」とプリムちゃんが不安がっていたのも分かる気がします。
ベーゼとはまた違った本命の読みにくさがありますね。


ここでちょうど15時を回りましたので、4度目の通過者発表に参りたいと思います。



通過者発表



1.SIMANO KOKORO
合計値:153(友好 94:愛情 59)
ソロデートを勝ち取ったこころちゃんが、前回の3位から一気に1位に上り詰めての通過となります。
忍の方ももうこころちゃんへと気持ちが傾いているようで、朝から自律でキスをしていましたね。薔薇は初めてかぶりつきで喜ばれています。


「こころが、一番? やったー! 忍くんからの最初のバラ……大切にするねっ!」


こころちゃんが添えたメッセージは甘い言葉に変わっていました。


《あなたが傍にいると胸の高鳴りが抑えられません。あなたへの愛は日々、高まるばかりです》


諦めかけていたこころちゃんですが、デートの効果でずっとトップだったプリムちゃんを出し抜きました。
運がこころちゃんに向いてきますね。通過おめでとうございます。




2.ストラウド・プリムヴェール
合計値:128(友好 100:愛情 28)
ロマンス・フェスティバルで嫉妬してからプリムちゃん側からも誘惑がなくなり初めての2位で通過です。
忍の『心の痛み』が怒りに変わっているのも気がかりですが、まだまだ返り咲くチャンスは十分にあります。薔薇は再び喜んでもらえました。


「残念。私がずーっと一番でいたかったのに……でも良いわ。また一番になれば良いだけの話しでしょう?」


添えられたメッセージはこころちゃんと同じく甘い言葉でした。


「貴方を最も愛しているのは私だって、覚えていてね? 忍くんが目移りしちゃっても、私の心は変わらないわ」


不安になりながらでも忍へ一途に想いを向けてくれるプリムちゃん。
通過おめでとうございます。



残るは、あと1名のみ。



ディエゴくんか、ミラルカちゃんか──?




3.フェルナンディ・ディエゴ
合計値:119(友好 96:愛情 23)
ロマンス・フェスティバルでの誘惑でプリムちゃんを1位の座から引きずり下ろした策士ディエゴくん。家での誘惑がなかった事で前回の2位から一つ下がり3位での通過となります。お出かけで本気を出すタイプですね。
薔薇はにっこにこで喜んでもらえました。


「あ、俺セーフだった? 何だよー! 先に言ってくれても良いじゃーん!」


そしてお返しの薔薇はなし。これも揺さぶりの一つでしょうか?
ディエゴくんは『受け取る愛』のムードで[誘惑的]なので……実は拗ねてます???


「ちょっと、今はそんな気分じゃないかも。今日お別れかと思ってヒヤヒヤしてたんだからなー?」


まだディエゴくんにも希望は残っています。次のお出かけに期待ですね。
ディエゴくんの通過、おめでとうございます。



15時時点でのゲージがこちら。
ローズセレモニー終了直後にも、忍がこころちゃんの頬にキスをして仲の良さを見せつけておりました。


ミラルカちゃんは最後に誘惑をしていましたが、惜しくもここで脱落となります。
合計値も107(友好 94:愛情 13)でディエゴくんとは12の差でした。誘惑がもう一度あればまた違っていたかも知れませんね。
『バッドロマンス』の関係で臨んだデートでも拒否が起きたことは一度もなく、むしろ誘惑で返してくれるという、好きでも距離が縮まらないもどかしさがミラルカちゃんには常にあったように思いました。


眠らないヴァンパイアの中から、また一人抜けて夜の時間が長く感じられそうです。
プリムちゃんも皆が寝っている間の静けさを分かち合っていたミラルカちゃんがいなくなると寂しくなりますね。


辛くなりますが、お別れの時間に参りたいと思います。




「──別れを待つ時間はこんなにも長いのね? 身をもって知ることになるとは思わなかったわ」


毎日この玄関先でパパラッチの撮影に付き合っていたミラルカは、普段通りの平静さで忍が現れるのを待っていた。


「遅れてしまってすまないね。……貴女ともお別れだなんて、本当に胸が詰まるよ」



別れを惜しむように、どちらからともなく抱きしめる。


「今まで家具の修理までしてくれていたんだろう? フラート君から聞いた。それも含めて、感謝しているよ」
「あら、内緒にしていたのだけれどバレてしまったのね。……なら、あの子を頼んでも良いかしら? 余計なお節介だと思われても構わないわ。私の大切な……お友達ですもの」


忍はガラス越しその姿を見やり、好かれているからこその頬の痛みを思い出して少し苦い気持ちにはなったが承諾をした。


「ねぇ、忍さん。最後に……」



囁きと共にミラルカから口付けが贈られて、疑問に思いながらも忍は受け入れた。
その長いながいキスも終わり、悲しみを振り切るかのように言葉少なに別れを告げる。



忍が振り返ると、玄関の扉の前で立ち尽くしているこころを認め、ようやくミラルカがキスをしたその理由に合点がいった。


(……ああ、今のは彼女への当てつけということか。どうしたものか……困ったことになったな)



ミラルカは歩みを止めず、小さな復讐を果たして口の端を上げる。


「ふふ、優しくしていたからと甘く見ないことね。私は、ナルシストですもの……やられた分のお返しをしてさしあげるわ」


ただでは転ばないブラックウィドウは、最後のいたずらが成功して楽しげに微笑んでいた。



[14日目]へ続きます。


ミラルカちゃんが予想外の行動に出て涙が引っ込みました(笑)
最後の最後にこころちゃんを嫉妬させてのお別れ。さすが『復讐のブラックウィドウ』です。
ひたむきでお茶目なミラルカちゃんを参加させて下さっためいこさん、ありがとうございました!




※次回は4月22日更新となります。