[ シナリオ ] 不運なシェフ #06
前回:コンロが燃えてもすぐ買い直せるように露天商を頑張ったエイデン。
エイデン「変な匂いだ……オオカミウナギの腐敗臭ともまた違う。うむ、敢えて言うなら……くっさ!!!」
あれから帰宅し食事をしている最中、エイデンが異臭に気付きました。
アイコンを見るに「卵が腐った」ような絵なので硫黄の匂いでも漂っているのでしょうか?
タイルの柄に馴染んでいますが、謎に残っているチョーク・アウトラインの手の部分から出ているようです。
うん、臭そう。
エイデン「あのー、大家さん、こんな早朝にすみません。ちょっと、部屋から異臭がするんですけど、何とかしてくれませんか? ええ、ええ、場所も分からなくて困ってるんですよー」
苦情の電話を入れたらCCでパリピに飾り付けられた大家さんが一瞬で来ました。
頭踏んでるけど大丈夫???
この大家も知ってて「いい借り主」と言っているみたいなのですが、これ部屋を借りた住人が次々亡くなってるとかじゃないですよね?
告知義務とか果たしているのか心配するレベルです。
すぐ帰るやん???
呼ばれないことを願うんじゃなくて根本的な解決を求む。
エイデン「今回はどっちが勝つのかな(わくわく)……ん? 何か変な、音……?」
料理番組でも見てスキルをあげようとしていたら異音がしました。
テレビのノイズかと思いきや「ブチブチッ」と鳴るので違うと認定。
この通り配電盤から火花と煙があがっております。
これ、大家が頭の部分踏んでたので怨霊的なのが怒ってませんか…?
大家を待つのが面倒になったのでエイデンに修理をお願いしました。
細かい作業が好きになったので良かった、のかな?
プラスドライバーかマイナスドライバーか分かりませんが、素手では感電する危険があるので絶縁手袋は絶対にした方が良いです。
エイデン「この部屋、曰く付きとか? あんな立て続けに奇妙なことが起こるのってそうそうないと思うんだけど。うーん、安いからって決めちゃダメだったかなぁ……」
放心したように水槽を眺めるエイデン。
配電盤を直してすぐにまた煙が上がったので2度目の修理もしました。
木工テーブルがなくても器用さスキルがあがるので、何だかお得な気がする。
大丈夫です、気の迷いです。
修理したことによって[自信満々]になっていたので「ボスとおしゃべりする」にして勤務評価があがりやすいようにしました。
これで昇進をして…
ませんでした。
「回数をこなさないと引き上げないぞ」とのボス(料理長)からのお達しでしょうか。
まあ、順調すぎるのも味気ないので次の出勤を待つことにします。
エイデン「うへぇ……名前を呼んではいけないアイツが出た」
結構リアルめなアカバネGですね。
帰宅早々に違うベクトルの不運に遭遇してしまいました。
(この紙袋の表情と状況…どこぞの好きな動物住民を集めるゲームを思い出しました)
エイデン「Gは逃げる時、IQが200になるらしい。だからあんなにすばしっこいようだ。見失うのも無理はないな」
大家(やだ、一人でしゃべってて怖い……)
エイデンは「不殺の誓い(虫すら殺せない)」を立てているので、大家さんを呼びました。
Gを前にして食欲が沸くエイデンが理解できません。
エイデン「ふむふむ、オーブンから取り出すのはこのぐらいか。ん? 待てご婦人、それは素手じゃないのか!?」
料理スキルも順調に育っています。
次の出勤で昇進するので余裕綽々ですね。
といったところで、今回はここまで。
次回へ続きます。
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