正気でないオタクのsims4

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[ バチェラー:忍 ] 苦い思い出のセレモニー [ 4日目 ]

前回:[ バチェラー:忍 ] 海辺のデート [ 3日目 #1-2 ]



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本日の予定

*4日目:ローズセレモニー (6/7)
8人で過ごす最後の日。思い思いの一日を過ごし、
15時になる前に出場者全員に「独身かどうか」を尋ねましょう。
最も【友好ゲージと愛情ゲージの合計値】が低い出場者が1名脱落になります。
脱落したシムを世帯から移動させ、残ったシムにバラをプレゼントします。


朝焼けの空を観察しているディエゴくんから、おはようございます。


今日は忍編で初めてのローズセレモニー。
15時の時点で友好度・愛情度を合わせた数値の低い一名が、この世帯を去ることになります。
本日のタスクである「独身かどうかを聞く」は全員独身なのは変わりないので画像は割愛。時間まで自律を見守っていきたいと思います。


室内プールでくつろいでいたディエゴくんとお話しする忍。ただ今日のことを聞いたりするだけで誘惑はありませんでした。
外ではウェアウルフの姿のままで望遠鏡を覗いているフェアヴェントも見えますね。


小夜ちゃんはツリーハウスの中で「スヤァ」と眠っていました。ハウスの中は木のいい香りがして気持ち良さそうです。


プリムちゃんと会話中にエルヴィラ姐さんが唸ってしまい、また忍との友好度が下がってしまいました。『制御不能の狂態』中は近付かないが応急的な対策にはなるのですが、自律観察が主のバチェラーチャレンジなのでその指示が出せる訳もなく。


その後、エルヴィラ姐さんが不死の悲しみで泣いています。
まだ傷も治っていないので痛々しいですね…。


ミラルカちゃんとこころちゃんは卓球で勝負。
以前もプリムちゃんを誘っていたので、こころちゃんはヨガ以外に卓球もお好きなようです。


忍は出場者さんが放置したお皿を黙々と片付けていました。
うしろの季節外れの執事は見なかった事にして下さい。


卓球で勝ったのはミラルカちゃん。静かに勝利の余韻を味わっていました。


洗面所の前でこころちゃんの鼻歌を聴いてにこにこする忍。
お互いに「引き合う真逆」のムードレットで[誘惑的]になっています。
しかし、ここでも誘惑はなし。全員したい事を優先してますね。それもまた良し。


少しの間見かけなかったフェアヴェントはサウナから出て狩りに出かけていたようです。はよ服を着なされ。


暇があれば家系図を研究しに自室にこもる忍。
お見合いを持ちかけたおばあ様を排除しようとしてます? 無理だよ???


そこにこころちゃんがやってきました。フラートのベッドを椅子代わりに[誘惑的]な状態で忍に話しかけています。


こころちゃん、内緒の誘惑。


やはり正反対のメモリーは引力が強いですね
その後にも外見を褒めては誘惑したりと、こころちゃん側のみアクションを起こしていました。


仕舞いには忍のデスクチェアに座って「えへへー、忍くんの椅子もーらい!」と満足げ。
策士かな? 可愛いですね。


階下では美女に囲まれて目の保養なのか幸せそうな執事がいます。
バチェラーに片付けさせてないで働いて下さい。


怪我は治りましたが闇の形態からは戻らず、水槽を眺めながらブラッドパックでお腹を満たすエルヴィラ姐さん。
何だか哀愁が漂っています。


ぬいぐるみで発散すな。


こっちはこっちですぐ怒りが溜まって変身を繰り返しては周りを怯えさせる悲しき大きな狼です。
ある意味、エルヴィラ姐さんと怖がられているのは一緒なフェアヴェント。話し合いが出来れば仲良くなれ…うん、なれませんね。拳で殴り合いの喧嘩したので天変地異が起こらない限り難しそう。


ここで約束の15時となりました。
初めてのローズセレモニーですが、表立っての誘惑もなく嫉妬も起きなかったので穏やかに時間が過ぎたように思います。


今回のみ結果が目視で確認できたので詳細な数値は省き、名前のみで記載。次回から合計値も伴わせて発表させていただきます。


それでは、バチェラー恒例の通過者の発表に参ります!




通過者発表




1.ストラウド・プリムヴェール
プリムちゃんはファーストインプレッションローズもあり、忍からの誘惑も多く友好度も愛情度も共にトップ。ストレートに1位での通過となります。薔薇も喜んで貰えました。


「私が、一番……? ふふっ、嬉しい! このままずーっと忍くんの一番でいたいわ!」


プリムちゃんからのお返しは甘いメッセージが添えられていました。


《貴方が傍にいると胸の高鳴りが抑えられません。貴方への愛は日々、高まるばかりです》


プリムちゃんのこの一途な想いは、無事に忍へと届くのでしょうか?
通過おめでとうございます。




2.ベルベット・ミラルカ
嫉妬する状況に出会わず、ミラルカちゃんが2位で通過となります。ミラルカちゃんも薔薇がよく似合いますね。こちらも喜んでいただけました。


「賞を取った時も花束を貰らうけれど、この一輪の薔薇の方が何倍も嬉しいわね」


ミラルカちゃんからは想いのこもったメッセージが添えられていました。


《貴方と過ごす毎日が、私にとっては素敵なおとぎ話。きっと末永く幸せな未来が二人を待っているに違いないわ》


内容も大女優で吸血鬼のミラルカちゃんとリンクしているような気がして嬉しいです。
通過おめでとうございます。



そしてここで、まさかのハプニング。


小夜ちゃん…!!!


そして流れるようにビンタされる忍。


ミラルカちゃんに薔薇を渡している場面を目撃した小夜ちゃんにビンタされました。
「浮気されることへの恐怖」を抱いていた状態に加え、『嫉妬深い』特質の怒りも小夜ちゃんの中で渦巻いていました。まさにWパンチの大激怒。


忍には『消えない恨み』という苦いメモリーがつきました。これは何とも…忍はやることなすことタイミングが悪いですね。出場者さんは全員自律なので、もちろん謝罪の指示もできません。今後のやり取りで消えてくれるかどうかといったところです。
ただ、負のメモリーは根に持つものだったような…?


まさか、ベーゼで見られなかった初の「平手打ち」がローズセレモニーで起こるとは思いませんでした。


動揺で一時中断していましたが、ローズセレモニーを再開します。




3.SIMANO KOKORO
こころちゃんはデートでは拒否が起こったものの嫉妬する事もなく、今日1人だけ忍を誘惑して愛情ゲージを伸ばしての3位通過となります。薔薇はサムズダウンされました。


「こころ、バラは好きじゃない! 残れたのは嬉しかったけど、今度は違う花にしてね?」


こころちゃんはミラルカちゃんと同じく想いのこもったメッセージ。


「こころは人魚姫みたいに泡になっちゃう悲しい結末じゃなくて、忍くんから最後に王子様みたいにキスして欲しいな! 約束してくれる?」


想像したおとぎ話のシフトチェンジができるのか、楽しみですね。
こころちゃん、通過おめでとうございます。




4.ゲッシュ・フェアヴェント
ウェアウルフの怒りが溜まり変身して走り去ってしまったので、通過した後述の2名と前後して渡しています。嫉妬する場面もなく4位での通過となりました。


「バラの匂いっておれの鼻だとくさいイメージだけど、これは好きかも。てか、おれが通過して大丈夫なの???」


プリムちゃんと同じ甘い言葉が添えられていました。


「まぁ、おれも忍のこと好きになっちゃってるし? ここにもう少しだけ、いさせてもらうよ」


初めに退場すると予想していたので、この順位で通過するとは思いませんでした。
何はともあれフェアヴェントも通過おめでとうございます。




5.月野 小夜
15時時点では愛情度が3番目に高く、小夜ちゃんが5位での通過となります。
さっきの嫉妬で印象が悪くなったのか忍からの薔薇は嬉しくない様子。


「分かってたことですけど……気になって見に来なければ良かったです。こんなに嫉妬してしまうぐらい、貴方のことを好きになってるなんて思いませんでした」


小夜ちゃんは素敵なメッセージを添えて贈ってくれました。


《貴方の存在が、私の毎日、私が生きるすべての瞬間を喜びで満たしてくれます》


一瞬嫉妬で怒りが満ちていましたが、忍と過ごせた毎日を喜んでくれていたようです。
複雑な心境でしょうが小夜ちゃんも通過おめでとうございます。




残るは1名のみとなります。


薔薇を受け取る事が出来るのはディエゴくんか、エルヴィラ姐さんか──?





6.フェルナンディ・ディエゴ
嫉妬で愛情度が下がったものの、ディエゴくんが最後の通過者となりました。
薔薇も渡したと同時に喜んでくれています。やっぱりディエゴくんは薔薇の似合う色男ですね。


「本気にさせるゲームの途中だったのに、落ちるかと思ってヒヤヒヤしたっての。じゃ、まぁ続行ってことでよろしく!」


小夜ちゃんと同じく素敵なメッセージが添えられていました。


「……忍といると毎日が楽しいよ。けど、まだまだかな? もっと俺を好きにさせてみなよ」


突然に嫉妬深くなってはしまいましたが、ディエゴくんも通過おめでとうございます。



関係値がこちら。
ベーゼと比べるとバチェラーらしく好意を抱かれているのが一目瞭然です。


今回脱落する事となったエルヴィラ姐さんは吸血鬼同士では仲が良かったのですが、やはり『制御不能の狂態』で忍を始め小夜ちゃんやディエゴくんとの友好ゲージを唸るたびに下げ続けていました。一緒に生活していましたが、もうほぼ顔見知りの間柄です。


ウェアウルフのフェアヴェントともバチェラーで中々見ない取っ組み合いの喧嘩になり、その美貌に傷が付くという自体になってしまい、とても申し訳なかったなと。
デートでは順調だっただけに、その後忍がプリムちゃんへ誘惑している所を目撃し嫉妬してからはエルヴィラ姐さんには避けられていたようにも思います。


ほんの短い間でしたが、エルヴィラ姐さんの悪人らしい行動には驚かされながらも楽しい毎日を過ごさせていただきました。
不眠の吸血鬼組から一名がいなくなり夜の時間が寂しくなりますが、お別れの時間に参らせていただきたいと思います。




「今日まで貴女と過ごせて本当に楽しかったよ。ありがとう。そして……私のウェアウルフの友人がご迷惑をかけたようで申し訳なかったね。女性の顔に傷をつけるなんて以ての外だ。そこに関しては、深く謝罪させていただくよ」


その場で頭を下げた忍に、エルヴィラはさも平然と笑顔で応えた。


「あたしもあなたと過ごせて新鮮な気分だった。だからあのイヌ……じゃなくて、フェアなんとかの事は気にしてないから、謝罪なんて要らないわよ。水くさい」


その言葉の真意に勘付きながらも、忍は納得したように頷く。
異種族同士の隔たりは一朝一夕に拭い去れるものではないと、すれ違うだけでも常に緊張状態だった二人を見て理解できているつもりだ。



そして忍が想像する通りに、エルヴィラの内心は忍にはソフトに接しながらもその逆をいっていた。


(なーんて、嘘だけど。最後ぐらいは恩でも売っておくわ。あのイヌに負けて「はい、終わり」なんて、なんだか悔しいじゃない……今度会ったら、絶っ対に仕返ししてやるんだから!)


新たな決意を胸に秘め、エルヴィラは最後にとコウモリの姿に変わり一時の別れを告げる。



『じゃあ、あたしはさっさと近所のお屋敷に移って、先にのびのび過ごしておくわ。またね』
「……ええ、また」


忍は驚いたがおくびにも出さず、再会を口にした。



日が射す中でも高く舞い上がったエルヴィラが見えなくなるまで、忍は南の空へと見送るのだった。



[5日目]へと続きます。


忍には顔合わせから一度も意地悪をしない、健気で可愛らしいエルヴィラ姐さんを参加させて下さった片岡さん、フェアヴェントが起こした喧嘩の件は誠に申し訳ありませんでした。最初に脱落という形にはなりましたが、ありがとうございました!


※次回は4月6日に更新となりますので、しばしお待ち下さいませ。