正気でないオタクのsims4

- sims4(PC版)のデフォシムやオリシムを愛でる正気でないプレイヤーの記録的な何か -

メ・ラ・カーヴォ #02

前回:メ・ラ・カーヴォ #01


※"StrangerVilleの謎"に触れているプレイログです。
 未プレイの方はご注意下さいませ。


[ 達成条件 ]
ヴィツィオ=『イタズラ王』、『StrangerVilleの謎』。
エルネスト=『ボディビルダー』、『ご近所の相談役』。



( ᐛ )< バチェラー記事の癖がなかなか抜けません。
(プレイログなのに要らない文章付けてて申し訳ないです。)



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あの怪しい紫の植物は一体何なのか、害はないのか知るために「エイト・ベルズ」と書かれたバーの脇道に人影が見えたヴィツィオは、つい小走りに道路を渡った。


ドジっ子。


「うわ、あっ……ぶな! 怪我したらまたアイツがうるせーのに、ほんと俺って……」


段差のない所でつんのめっています。『不器用』特質のこういうおっちょこちょいな所が可愛いですね。


しかし、ヴィツィオはエルネストのように完璧に何かをこなせたことはなく、「なぜ双子として生まれたはずの、あの兄のようにできないのか?」と疑惑とコンプレックスを抱いています。



周りの建物に太陽の光は遮られ、少し薄暗さも感じさせる通り道ではあったが、ヴィツィオは一人佇んでいた緑の帽子を被る男を呼び止める。


「なぁ、あんた! あの紫の花っぽいの、何なのか知らないか?」



ヴィツィオの初対面での不躾な質問にも、ヒル・ルークと名乗った男は快く答えた。


「気になるなら秘密研究所に行ってみるといい。名称からしてきな臭い所だが、あの花に関することも研究しているんじゃないか? 裏門から忍び込めるらしいが……まぁ、噂程度だな」


それに「ハンドブザーでいたずら」するヴィツィオ。さすが悪人。


「ありがとよ、変なおっさん。研究所か……これはお礼なw」



興味があちこちに向くヴィツィオの一方で、エルネストは町の空気を肌で感じながらジョギングを続けていた。


(ヴィツィオがまたお皿を割っても気にしないように、何枚か買い足しておこうかな……)


何かに没頭している時でさえ、エルネストはヴィツィオのことを頭の片隅で気にかけている。
年が近ければ喧嘩ばかりだと耳にするが、たった一日の差しかない双子にしては仲が良い方だと言えた。


よく悲観的になるヴィツィオが「本当に兄弟なのか」と疑ってはいても、髪や瞳の色彩が少し違う程度で実際は鏡映しのようなもの。
口先だけのことで、そこまで深く考える必要もないのだと、そう思っていた。


おめぇ可愛いな???
(突然口が悪くなってすみません。素です)


「ぷぷーっ」と笑ってるヴィツィオが可愛い。
ファーヴレ兄弟はベーゼたちと違って中性的というか、可愛い顔立ちを目標にして顔を捏ねたのでプレイヤー基準では結構な可愛さ。
もう娘みたいなものです(???)


その傍を走るエルネスト。横から見ると胸筋が凄い。
可愛らしい顔をして、首から下の身体がムキムキでギャップがあります。


前しか見えていないのかヴィツィオに気付かず通り過ぎていきました。
ヴィツィオはヴィツィオでこのタウニーが気に入ったみたいで、いたずらを挟んではずっとしゃべり続けてます。



「あー、で? その研究所ってどこにあんの? 引っ越してきたばかりだから場所が分かんねぇんだよ。行きたくても行けねぇんだわ」


移住の手続きから荷解きまでエルネスト頼りだったヴィツィオは、地図すら確認もしていなかった。ただ口うるさい両親から逃れたくて、言われるがままにストレンジャービルに住むことを決めただけだ。


エルネストというお節介焼きとも暮らす羽目にはなったが、あの澄ました顔を見ない時間が少しでもあればそれで良いと思うことにしている。


きみ可愛いね???(2度目)


ちょっとニヒルに笑った時の三白眼。よき。
プレイヤーがヴィツィオの顔好きすぎ問題で、これからもちょくちょく話が脱線します。



「いま『秘密研究所』と聞こえたが、君はそこに行きたいのかい? やめておいた方が良いよ。彼のような陰謀論者たちの話は耳に入れず、すぐにお家に帰りなさい」


研究員らしき男に横から声をかけられ、ヴィツィオは訝しんだ。
そして何よりも、その言い草が鼻持ちならない。


いつものけ者にされて来たと信じ込んでいるヴィツィオにとっては特に、頭ごなしの決めつけを感じて気分の良いものではなかった。


ジョギングから帰ったエルネストは、先行のキャリア課題が「ランニングマシンで走る」なので、リビングに続く廊下に設置しました。
『ボディビルダー』願望のタスクの一つ目に「合計8時間トレーニングする」があるのでそれも同時にこなして行きます。



「うるせぇな……このおっさんが陰謀なんとかだからって、勝手に上から物を言ってんじゃねぇよ!」


大声で驚かせば、面白いくらいに研究員の身体が跳ねた。



「俺がアンタに指図される筋合いはねぇ! あとガキ扱いすんな。もう未成年じゃねーし」



「なぁ、おっさん。ブードゥー人形持ってねぇか? 今すぐ入り用なんだわ」


その言葉を聞いて、研究員の男はそそくさと退散していった。
鼻で笑ったヴィツィオにヒル・ルークは苦笑いするしかない。


唐突に事故発生。


研究員のタウニーが仕事を思い出して帰ってすぐ、ユーリケさんに自転車で轢かれました。
その位置は尾骨にライトが刺さっています。お尻が痛そう。


ヴィツィオは笑顔で動じずにユーリケさんに手を振って挨拶。
それでええんか???



(何だこの美人? 自転車で突っ込んどいてドヤ顔で済まされたんだけど)


ユーリケさんを「ん?」と見ながらそっと距離を取るヴィツィオ。
その後、ユーリケさんが自転車を放置して何処かに消えました。大胆な当て逃げ。


運動ばっかりさせていたのでエルネストに『アクティブ』の特質がつきました。
大人しく控えているように見えて、あれもこれもと忙しなく動き回っているキャラだと思っているのでこれは解釈一致です。
設定ありきのシム達なので、似合う追加特質は受け入れていきます。


『イタズラ王』を達成するために、横を通り過ぎようとしたマルコム君へハンドブザーでご挨拶。同業のお母様によろしく!
ターネ君、ヴィツィオを見習っちゃダメよ。


そして、来たー!!!


表情のやべぇご一行が『ご近所の歓迎』に来てくれました。
タウニーも交じってますが、ヴィツィオを帰宅させて招き入れて貰うことにします。


ヴィツィオたちは家に入れても……大丈夫、だよね???



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プレイヤーの待ちかねていた歓迎が始まりました。


しかし、楽しみにしていた『フルーツケーキチャレンジ』をしたかったのに出来ませんでした!
ジェスさんがフルーツケーキを持って来たのに下さらなかったので……。


いつか覚えていたら、二人にも食べさせたいと思います。
(たぶんフルーツケーキ嫌いな気はしますが)



#3へ続く。